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ヒトリズムヒトトリズム

齋藤日記
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砂漠
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     ふらふら〜、としながら、普通に過ごしていたら、いつの間にか師走です。

    空いた時間を見つけて、ひさびさの読書をしてみました。

    またまた、井坂幸太郎作品の「砂漠」です。


    まず、第一にわかりやすく楽しい作品でした。

    まぁ、大きな伏線も無く(小さいのは有る)、どこで切っても、引き続き楽しく読めるような、井坂さんの作品としては、ストレートな印象です。

    井坂さんの作品は、毎回主力メンバーのキャラがまず面白いのですが、今回はその中でも、特に各人のキャラがしっかり描かれていて、イベントよりもそこが1番入り込みやすいように働いてると思えます。

    まぁ、テンポはゆっくりしているけども、なかなか劇的なイベントもあるし、ぶれない西嶋の名言?も面白いです。

    麻雀がやたらめったら出てくるので、わからん人にはちょっと読みにくいかもしれませんが、個人的には、暇な大学生らしくて?良かったです。

    ちょっと残念だったのは、キックボクサー阿部薫の描写がちゃんとあった割には、思いのほかイベントに絡まなかった事と、古賀氏の全く謎の存在。

    まぁ、メインの5(6)人で、やっぱり最後まで解決してしまうのが良かったんでしょうが、阿部薫は最後にはもっと絡んでくるだろうと、勝手に期待してしまってました。

    最後は、思わず、阿部薫そんだけかい!って思ってしまいました。


    で、この作品は楽しい作品なんですが、もう1つ、三島由紀夫さん等を取り上げた、メッセージ性(ちょっと大げさやけど)にも、大事な部分があると思うんです。

    西嶋が大きい志を持って生きているけれども、現実なんてこんなもんだ、っていうそういう虚しさもしっかり有り、割り切ったような、出来る限りしかしないってのも有るし、それでも全く折れる事なく、っていうか、自分はこうしか思わないし、それしか選択肢は無いって感じで、ひたすら心で、体で吠えている感じが、今の学生や日本人には少しは響くんじゃないかと思います。


    わかりやすくいうと、革命家みたいな西嶋、今の若者みたいな北村+あと3人ってとこでしょうか。


    ただ、結局何より、1番印象的になってしまったのは、幹事役の莞爾が最後に言った、「本当はおまえたちみたいなのと仲間でいたかったんだよな。」っていう一言。

    終始チャラくて、目立ちたがり屋で、自分本位な、いわゆる好まれないようなキャラの奴が、芝居がかる事も無く、最後にそう言った事で、一気に見方が深くなってしまうという、面白い一言でした。

    「幹事役の莞爾」を4年間ひたすら言い続け、そのキャラをやり続けたそれは表面上なのか?

    実際の莞爾はどうゆう奴なのか?

    ひょっとしたら、軽西嶋みたいな、何か自分の名前から、まさに使命を感じてみたいな奴のような気もするんですが、本当のことはわかりません。


    まぁ、これを読んだ機に、自分も何か変われるような気がしています。


    なんてことは、まるでない。
    | ニッキ | 21:11 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    管理者の承認待ちコメントです。
    | - | 2014/04/14 9:10 AM |










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